(読書) 経済ってそういうことだったのか会議

タイトル: 経済ってそういうことだったのか会議 (日経ビジネス人文庫)
著者: 佐藤雅彦 竹中平蔵 (共著)
読書期間: 2008年10月21日〜11月6日 (10日間くらい・通勤電車内)

2000年4月に発刊された単行本の文庫版。2002年9月発売。単行本の内容に加え、竹中さんが政界を引退された後の後日談が追記されている。
今の経済状態を反映されてか、ベストセラーか分からないけど、本屋で平積みにされていて、文庫で安かったので買ってみた。


対談形式は読みやすいとは言い難いところもあるけど、リアリティがあり、お二人の人となりも伺えたので、総じて悪くはないと思う。
どちらかというと経済に明るくない佐藤さんの疑問に対して、竹中さんが分かりやすい例えや平易な表現で答えていくという流れ。自分はいちいち佐藤さんに共感して「そうそう、そこんとこどうなってんの?」と思いながら読めた。
発刊から時間こそ経っているけど、根本的な話が多いので、今になっても十分に通用する内容になっていると思えた。
株やら投資信託やら資産運用やらの本を読む前に、この本を読めば良かった。

才能のあるお二人の対談は非常に興味深く、読み終わったときにはタイトル通り、「経済ってそういうことだったのかー」と言える良書。

欄外にある佐藤さんが書いたイラストが可愛く、ちょうど良い息抜きになるのも良かった。

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