ML115 G5 クセがあるな。。。 (04.28 追記)

2010-04-28

えーと、インストール時にnVidia RAIDが発見されてしまう問題は、BIOSでRAIDをenableにして、  RAIDを構成した上で、その構成を削除せずにdisableにしたときに、Disk上に情報が残っているらしくて、インストーラーが発見してしまうことが判明。

再度enableにしてRAIDを削除してからdisableにしたら、nVidia RAIDは発見されなかったとさ。

ちなみに、Ubuntu 10.04 最終RCでnVidia RAIDを試してみたけど、やっぱりインストーラーがコケるので、使用しないことで決定。

一応ALT+F2で直接コマンドラインから /dev/mapper/ 配下にあるデバイス名を強制的に名前変更してあげればインストールは通るけど、そこまでしたくないしね。。


ML115 G5を在庫処分価格(9,800@ビックカメラ)で購入して、1TBのSATA HDDを2個と1GBのnon-ECC1GBメモリを追加してから、はや1週間が経過。

本格稼働は今月末にUbuntu 10.04LTSがリリースされるので、それをクリーンインストールしてから、と思っているので、それまではUbuntu Server 9.10で色々と事前準備をしているのだが、どうもしっくりこないことがある。

オンボードRAIDはnVidia RAIDとかいう、パチモンRAIDで、純粋なハードウェアRAIDではなく、なんとなくRAIDっぽく見えるけど、管理はOSまかせ、みたいな中途半端なやつで、FakeRAIDとも言うらしい。
Ubuntuでも、Server版かAlternative版を使えば、インストール時に認識するので、nVidia RAIDも扱えなくはないが、ユーティリティが提供されていないので、RAIDがdegradeしたときに、OS上から復旧できるか怪しい。検索してみても出てくる情報はWindowsばっかりで参考にならない。
というわけで、そんなおっかないRAIDは使わないよってことで、BIOSでOFFにして、普通にsda, sdbをLinuxのSoftware RAIDで扱おうと思い、いろいろと試してたんだけど、困ったことにBIOSでOFFにしていても、nVidia RAIDはLinuxからは見えてしまう。
ので、見えないようにブートオプションに nodmraid を書いている (←いまここ

これ、nodmraidを書いておけば、OSから認識されなくなるんだけど、もしkernel更新したタイミングとかで勝手にnodmraidが外れちゃったら困ったことになる。

nodmraidを外して起動すると、nVidia RAIDが見える。(/dev/mapper/nvidia_* がなぜか居る!)
/dev/sda[1-9] がどっかに行っちゃって、sda,sdbだけになる。(帰っておいで。。。)

こんな状態になって、一応起動するものの、RAIDのarrayに関する操作はたぶん出来なくなっちゃう。
もう一度 nodmraidを付けて起動すると、degrade状態で起動(sda,sdbのarrayがどっちか無い)
まあ、mdadm -add /dev/md0 /dev/sda1 とかしてあげれば、arrayのメンバにもう一度追加されて、リビルドはされるので、最悪の事態は回避できるものの、なんか気持ち悪い。

うーん、結局のところ、

  • オンボードのnVidia RAIDはおっかないから使わない
  • nodmraidオプションが消えないように頑張る

という運用しかないかな。サーバとは言え、さすが安いだけあって、やっぱイマイチ君だなぁ。。

コメント

  1. kuni より:

    一応aptitudeでkernel更新したときは今のブートオプションは引き継がれるっぽいな。これで一安心かな。。

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